床面への着座と起立動作の計測


動作特性 −平成10年度 NEDO20人計測−


 

1.目的

 この計測は床座姿勢としてどのような姿勢がどの程度現れるか、床座から立ち上がるときおよび立位から床座になるときの支えとしてどのような部位を利用するかを知るために行った。

 

2.計測装置

 被験者の待機場所に畳表を敷き、そこでの着座・起立動作を天井近くに設置した監視カメラにより撮影しビデオに記録した。

 なお、靴を履いたり脱いだりしなくてすむように、移動動作をはじめとする他の一連の計測はすべてソックスで行うこととした。

 


 

 

3.計測方法

 被験者の待機場所に畳表を敷き、そこでの着座・起立動作を天井近くに設置した監視カメラにより撮影しビデオに記録した。

 ビデオ撮影していることは被験者には告げず、計測終了後の意見ヒアリング時に説明した。説明時に動作特性の解析や報告書に使用する等の了解を求め、被験者から条件を提示された場合にはそれを遵守した。