押しボタン操作のしやすさとミスの起こりやすさの計測


動作特性 −平成9年度 NEDO20人計測−



1. 計測装置(図は押しボタン装置操作部) 

 

 

(1) 操作部位:

装置A:押しボタンサイズ 20㎜、ボタン間ピッチ30㎜
装置B:押しボタンサイズ 13㎜、ボタン間ピッチ30㎜
装置C:押しボタンサイズ  7㎜、ボタン間ピッチ30㎜
装置D:押しボタンサイズ  7㎜、ボタン間ピッチ14㎜
装置E:押しボタンサイズ 13㎜、ボタン間ピッチ20㎜

 

(2) 制御部位:

計測時間:10〜180秒の範囲で設定可能
正答入力までの制限時間:1〜10秒の範囲で設定可能
正答入力後次の目標を表示するまでの時間:0.5〜10秒の範囲で設定可能
正答入力までの時間制限がないモード選択も可能

 

(3) 表示:

次の目標を発光ダイオードで表示。
正答が入力されたことを表示音で告知。


(4) 記録内容:

正答入力数、誤入力数、無反応数、入力ごとの入力時間、平均入力時間

 

2.計測方法

 

(1) 計測姿勢:

立位および座位(座位の椅子高さは座高計測時の座面高とする)

 

(2) 計測内容:

5種類の装置を用いて入力し、所定の時間内の入力数、誤入力数、無反応数を計測する。

 

(3) 計測方法:

装置を操作しやすい位置に置き、時間制限モード、自己ペースモードで、所定時間(20秒)内の入力を計測する。
時間制限モードの時間設定を1および2秒に設定する。

 

(4) 計測手順:

計測装置、計測条件の選定、計測順序は乱数表で設定。
被験者が納得するまで事前練習を行い、設定された順序で、計測する。