深さのある隙間に対する感じ方の計測


動作特性 −平成10年度 NEDO20人計測−


 

1.目的

 この計測はプラットホームと電車の間等のような隙間はどの程度であれば問題ないかを調査するために行った。

 

2.計測装置

 電車とプラットホームの感覚に近づけるため、固定側の台を床から積み上げ、移動側の台の天板に乗り移る状況を設定し、さらに床面に濃紺の布を敷いて深さ感を強調した。


 

3.計測方法

 高さ750mmの固定台と同じ高さの移動可能な台を用い、移動台を2〜3cm程度ずつ段階的に遠ざけていき、越えるときに気を付けるようになる幅までは実際に移乗してもらった後、固定台との間にできた隙間について内観を聴取した。

 内観報告の選択肢は次の3つ。

   (1)全く気にならない

   (2)越えるときに気をつける

   (3)越えられると思うができれば越えたくない