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運転行動データベース

当センターでは、平成11年度から15年度にかけて「人間行動適合型生活環境創出システム技術」プロジェクトを、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)からの委託を受けて実施しました。本プロジェクトの一環として収集したドライバーの運転行動データをデータベースとして整備し、広く一般提供させていただくこととなりました。総走行距離は約3.1万km、1,978トリップに及びます。これだけ大規模な運転行動データベースは世界的にも例がありません。ぜひご活用ください。

データベースの内容

一般運転者の方々に、一般公道を運転していただいて収集したデータから構成されています。

計測時期
平成13年〜平成15年
ドライバー
20〜71歳の男女、計97名(男性61名、女性36名)で、自動車教習所の指導員も12名(すべて男性)含まれています。
運転ルートと走行方法
・茨城県つくば市、土浦市に設定した9つのルート(1周約30分)
・一人のドライバーは、5〜40回(1日1回)の同一ルートでの繰り返し走行を行いました。
・計測員は同乗せず、ドライバーは普段通りの運転を行っています。
ドライバー
自然な状態での運転行動を計測するために開発された実験車両(トヨタ プログレ2500cc)
データの種類
・広角CCDカメラによる前方映像 ・計測データ(車両に装備したセンサーから読み取ったデータで、たとえば自車両状況、交通環境、走行位置、速度、加速度、ハンドル操舵角、ウィンカー操作、ワイパー操作、シフト操作、ブレーキペダル、アクセルペダルの踏込み量、GPSによるマクロ的な自車両走行位置など)
・運転者の心理的側面に着目した「運転者特性チェックシート」のデータ(運転に取り組む態度や志向、考え方に関する質問紙「運転スタイルチェックシート」と、運転に関する負担の感じ方に関する質問紙「運転負担感受性チェックシート」の結果)
・運転コースに関するデータ(地図、緯度経度情報など)

前方映像の例
前方映像のサンプル図

データベースの活用例

このデータベースには、同一ルートを複数の運転者が繰り返し運転した行動データが蓄積されていますので、個人差と同一個人内の差のいずれについても行動変化、バラツキを解析することができます。
運転行動は、同一人物であっても慣れや疲労などからバラツキがあります。例えば、同一人物の運転行動のうち、通常と異なる行動の場面を抽出、分析することで、本人なりでしかもリスクのない運転へ導く運転支援システムの設計・提供につながります。
運転者の心理面の属性とその人の運転行動との関係に着目することにより、よりきめ細かな行動解析ができます。
例えば、せっかちなドライバーに特徴的に見られる運転行動、細かい操作を負担に感じるドライバーに特徴的に見られる運転行動などが分析でき、ドライバーに最適な運転支援システムの設計、提供につながります。
その他、ITS(高度道路交通システム)の設計や開発、またより運転実態に即した運転適正試験器の開発への利用など、さまざまな活用方法が考えられます。

データ提供概要

ご要望に応じて、運転者の属性やルート別などでデータの抽出を行い、提供させていただきます。

提供価格:1データにつき10,800円(税込)
1データは1人の1コース1周分のデータ一式になります。(1トリップ)
当センター正会員様には割引価格を適用いたします。
購入数に応じてボリュームディスカウントを適用いたします(100データ以上から)
提供形態:CD-ROM、DVD-R、ハードディスクなど
ハードディスクでのご提供の場合は、データ代金以外にハードディスク代金をいただきます。
ダウンロードでの提供は行っておりません。
データの部分抽出(例えば右折部分のみの抽出など)や、データの解析も承ります。
別途お見積りいたしますので、ご相談ください。当センター技術支援メニューでの対応となります。
運転者特性チェックシート
同プロジェクトで開発された「運転者特性チェックシート」(「運転スタイルチェックシート」と「運転負担感受性チェックシート」の2種類の質問紙)は、当センターより無償提供しております。お問い合せください。
お問い合せ
下記までお問い合せください。
データ内容などを記載した資料と、1データを収録したサンプルCDをお送りします。
一般社団法人人間生活工学研究センター
電話:06-6346-9912 FAX:06-6346-9913