講師
早稲田大学大学院 商学研究科(MBA/MOT)専任講師
博士(人間科学)西條 剛央 氏
テーマ
インタビューなどの手法を用いることによって,ユーザーの潜在的なニーズやクリエーターの職人芸的な発想を構造化し,製品開発やデザインに関する新たなヒントを得ようとする試みが行われ始めています。これを質的研究と言います。
ここでは、小数例のインタビューデータからボトムアップに理論を構築する手法として、近年急速に注目を集めているSCQRM上で用いたM-GTA(修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ)を紹介します。M-GTAは、もともとヒューマンサービスに関する事象を構造化する技術として考案されたものです。それをSCQRMというメタ研究法上(OS)上で用いることで,従来のGTAよりも飛躍的にコストパフォーマンスを上げることが可能になります。製品開発,医療,教育,ビジネスといった多種多様な領域において人間活動を理解し,その予測や制御につながる構造を構築するための手法として近年注目されています。
本セミナーでは、SCQRMの基本的な考え方とその応用事例を通して、製品開発や実務に役立てるためのポイントなどを紹介します。
講義項目
質的研究とは
質的研究(SCQRM)の応用事例
質疑応答・意見交換
特に受講をお勧めしたい方
特に企画、開発、設計、デザイン部門の方のご受講をお勧めします。
テキスト(以下の2冊を事前にご一読の上,当日もご持参ください。)
『ライブ講義・質的研究とは何か SCQRMベーシック編』(西條剛央著,新曜社発行)
『ライブ講義・質的研究とは何か SCQRMアドバンス編』(西條剛央著,新曜社発行)
参考文献:『看護研究で迷わないための超入門講座--研究以前のモンダイ』(医学書院)
日時・時間数 | 1月28日(木)18時00分~20時00分(2時間) |
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場所 | ココデシカ Esta虎ノ門 RoomB |
受講料 | 1名につき8,400円 |
定員 | 20名 |
講義形式 |
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