教材・刊行物

論文作成の手引

「人間生活工学」編集委員会

論文にはいくつかの約束ごとがあります。

これは、自分のやったこと、考えていることを、相手(読者)に正しく伝えるための、守るべきエチケットです。論文を書くとき、また、書きあがった論文を編集委員会に投稿する前に、次の点をチェックしてください。

すでに「人間生活工学」誌に掲載されている論文の、書き方をS 参考とするとよいでしょう。論文の書き方、まとめ方でよく分からないことがあれば、編集事務局にご相談ください。

1 論文の構成はよいか?

論文は原則として、次の構成でまとめます。
これにより、すっきりとした分かりやすい、よい論文となります。

(1)はじめに
開発目標や研究目的を書きます。

(2)方法
目標や目的を達成するために、どのような手順、方法でアプローチしたのかを書きます。

(3)結果
開発結果、調査や実験の結果など、得られたことがらを書きます。
図や表、写真やイラスト、グラフなどを活用するとよいでしょう。

(4)考察
開発された製品の性能評価の結果や、調査、実験の結果について、なぜそのような結果となったのか、その理由の解釈や、結果の今後の活用の展開などを書きます。
必要に応じて、関係する図書や論文などを踏まえながらまとめていくとよいでしょう。

(5)まとめ
論文全体の総括です。目標、目的に対応して、今回の開発や研究の成果を要約します。今後の検討課題について触れることもよいでしょう。

(6)参考文献
今回の論文をまとめるときに参考、引用した図書や論文のリストを示します。
番号を振り、本文中の参考、引用箇所にも同じ番号を振って、対応が分かるようにします。

2 論文のルールは守っているか?

論文には次の約束があります。

  • である体で書く(・・・です。と、ですます体で書いてはいけない。話し言葉で書かない。)
  • 事実、推定、意見、他人の意見が明確に区別されているか?
    (とりわけ他の人の言っていることを、自分が考えたことのように書くと、「盗作」となってしまうので要注意。)
  • 論旨に飛躍や矛盾がないこと(話しのつじつまはあっているか?)

3 投稿する前に!

投稿する前に、誰かに読んでもらいましょう。誤字や脱字、意味が分かりにくい文章、話しのつじつまが合わない点、話しが飛躍していることなどを指摘してもらうことが大切です。

>投稿論文(Original Paper)セルフチェックリスト(PDF)

↑