調査・研究開発

感性価値創造に向けた人間工学的アプローチの可能性に関する調査研究

■委託元

(財)企業活力研究所委託

■事業年度

2008年8月~2009年3月

■事業概要

本調査研究では、感性価値創造に向けた人間工学的、人間生活工学的アプローチの可能性について調査研究を行った。商品事例調査では、既開発、市場投入済みの人間生活関連の商品等を対象に感性価値への取り組みを調査した。産業ニーズ調査では、将来を見据えて感性の活用が価値をもたらす可能性のある商品・環境・サービスのニーズを調査した。研究シーズ調査では、感性価値創造に関わる人間生活工学技術調査として、これまでの人間生活分野のプロジェクトから感性価値創造に関連する研究、技術を抽出し、まとめた。さらに、感性価値創造に関わる研究シーズ調査として、感性に着目した工学的アプローチの技術、研究を収集し、その動向に関する知見を得た。
また、人間生活分野ごとに、それぞれの現状を踏まえた、感性価値創造の可能性や課題について記述し、得られた課題を整理した。
これらの調査の結果、目指すべき感性価値の諸相や、人間特性、生活特性に踏み込んだ感性価値へのアプローチの有効性が明らかとなった。また、感性価値創造に向けて、人間工学、人間生活工学分野から取り組むべき技術開発課題の方向性が明らかとなった。

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