調査・研究開発

コンピュータ・マネキンに関する国際標準規格

■委託元

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、(財)日本規格協会

■事業年度

1997年度

■事業概要

コンピュータ・マネキンとは、人間と環境や製品の適合性を設計段階において評価するためのコンピュータシステムのことを言う。現状、各プログラムで質や機能が異なり評価結果を比較することが難しく、また欧米とアジアでは体格等に違いがある。そのため、日本としては積極的に標準化に取り組む必要が出てきている。
そこで、本事業では、製品や環境の人間適合性を評価するためのコンピュータ・マネキンの開発を通じて、国際標準案を作成し、ISO提案を行った。研究開発の具体的な内容は、人間の属性(年齢、性別等)に基づく「形態モデル」の開発、姿勢や動作変化を可能とする「動態モデル」の検討、到達域や生体力学的負荷を評価する「評価モデル」の検討であり、これらの機能を持つコンピュータ・マネキンを開発した。

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